女性に多く発症し、特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。歩行時に、その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
外反母趾の原因は姿勢、歩き方や靴にあります。姿勢が悪くなると立っているときや歩き方が変わり、うまく指先に体重をかけられなくなってきます。指先に体重を乗せられない状態や、親指に負担のかかる歩き方が長期間続くと足の裏の筋力が弱くなり、偏平足から徐々に外反母趾になっていきます。女性ではそれに加えて、ハイヒールやパンプスを履くことによってさらに患部への負担が増えるため痛みが増強すると考えられています。
外反拇趾は、足裏の筋肉である土踏まず(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)が、全体重を吸収しながら支えています。
など、土踏まずの筋肉が衰え偏平足になる原因となります。
その状態から歩行の度に筋肉・靭帯の弾力が失われていき、横扁平足から足全体の骨のズレを起こし外反拇趾となり親趾の内側と小趾の外側が靴に接触し痛みがでます。
さらに足の変形により 体重が支えづらくなり 頚肩腰膝など全体に影響が出てしまいます。
外反拇趾は 女性に多い症状で、女性ホルモンの影響でアーチを維持する靭帯が弱くなると考えられています。
筋肉や関節の動きの評価を行い、筋肉、筋膜、関節の動きを整えてから、悪い体の使い方や歩き方を変えていくエクササイズを行い、患部にストレスのかからない体づくりをしていきます。外反母趾の変形そのものを戻す施術ではなく、痛みを軽減する施術法になります。
REO鍼灸整骨院では、その場しのぎのマッサージではなく根本改善のために原因を突き止め、筋肉、関節、内臓、骨格、頭蓋骨の5つのバランスを整え 外反母趾の不快な症状を改善していきます。
負担箇所だけの施術ではなく、靭帯の早期回復を促すため全身のバランスを診てまいります。
症状により、テーピング固定などの処置をおこないます。